仮面
知らぬ間に写真に撮られし我が顔は仮面の顔かまことの素顔か
爪
重ねたる齢の標か爪赤き女の手甲シミ一つ浮く
鏡
手鏡で後ろの女生徒盗み見て似顔絵描いてる君初恋かい
約
約分を孫に教える夕まぐれ私の人生約分したらと
宙
大宇宙果てはあるのかどんな果て幼時も今も謎捨てられぬ
憧れ
若き日に憧れし人の映像があんたも老いたとウインクしている
電車
よさこいの踊り拍子の満ちる街外つ国々の電車走りおり
労
ありがとうお疲れさまねと労(いたわ)りの言葉巧みな師の君逝きぬ
タオル
幼き日息子が好みしタオルケットにパパの匂いと孫がじゃれつく
空気
KYは空気読めない略語とか略語に風情の無きぞ悲しき
ひらかな
平仮名や漢字はまだまだ忘れぬが漢字に疎いのキーに慣れし身
There is one my photograph that was taken
while I did'nt suspect .
Seeing this I doubt、
Is this my face wearing a mask
or my true face without a mask ?
"仮面、爪、鏡ーーーーーー(題詠2007こぼれ歌5)"へのコメントを書く