一つ一つの文字が、私の頭や心の中に喚起する、考え、思い、イメージなどを短歌の形を借りて書き記したものである
嫌
嫌気性そんな細菌思い出す空気読めない人の傍ら
嫌いだと思っていてもあからさま口にも出せず振る舞いもせず...
南瓜
ハロウインカービングした南瓜(なんきん)に灯りがともり出窓賑やか
クリスマス電飾の中人面の南瓜ランタン異彩を放つ
敵...
何となく敵意の籠もる眼差しが背中に刺さって心むずむず
敵性語こんな言葉を知っている文士数人逝きしこの秋...
冷蔵庫
金婚も間近い我らの冷蔵庫四代目なり進化のプロセス
週一の買い出し食品詰め込まれ満腹空腹巡る冷蔵庫..
サナトリウム
「風立ちぬ」そんな小説ありました堀辰雄だったかサナトリュウムの恋
ハイカラで異国の香りの言葉ですサナトリウムが隠す結核...
麦茶じいちゃんの真似してコップで乾杯ね麦茶と知らずに孫は得意げ
.一面に香ばしい香をまき散らす麦茶作りが生業なのか
置く..
置き手紙心境縷々と書き記し家出したいが夢のまた夢
枕べに置き時計いくつも侍らせて今宵も眠る独り居の女.
野
野辺送り野道に野菊咲いていたあの年最後の.野分の日だった..
定年の後に始めた野菜畑少し曲がった胡瓜となすび
蛇
白蛇伝蛇女(ひと)に化し清姫は蛇に化したり業猛(たけ)きかな...
眼の赤い白蛇観たり山口の錦帯橋のほとりの家にて
たぶん
きっと来るたぶん来ないとメール待ちスマホ片手に孫はそわそわ
たぶんだよ私の歌を好む人共感能と心持つ人
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