七十路半ば淑美の独り言 

アクセスカウンタ

zoom RSS 変形性足関節症の入院手術歌日記 2

<<   作成日時 : 2016/11/27 16:05   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

<車椅子自走許可、松葉杖>


画像



「明日ギブス外しましょう」と告げに来たドクターいまだ手術着のまま
             9月29日術後一カ月と七日でギブスの上半分が取れた


車椅子自走の許しやっと出て気兼ねなく行く洗面手洗い         
         自分ではうまく操作しているつもりでも危なっかしいらしく
          なかなか許してもらえなかった。


80メートル松葉杖付き病棟の廊下歩みぬ私じゃないよな
          手術の怖さより、松葉杖がうまく使えるかが心配だった
          運動神経の鈍さを知っている夫も心配してくれていた
         手術した右足に掛ける体重はまだ十分の一だけ


病室を替わりて眺める窓の外木槿の花咲く朝の冷気に         
            二人部屋から6人部屋に移る。ここに来ればリハビリが
          午前午後の2回になる


自走許可褒めてくれるか窓の外木槿の花が微笑んでいる


雨晴れ間電線伝うリス2匹うらやましきかな我は病室


二週間の出張終えて息子来ぬ「小さくなったね」親に見えぬか?
 
           髪の毛が伸びたから顔が小さくなったみたい


横列のベッドの二人退院すお喋りいびきから解放されたり
          たった二晩だったけど

窓の下花壇は盛りと言うけれど窓際までも歩けぬ私


イヤホンで虫の音を聞く病室で時の移ろい悟りてもどかし


<ギブス全部取れ、全体重掛けられる>


入院後かっきり二カ月過ぎたれば日の出日没の時刻も変わりぬ
         
            十月二十二日残りのギブスも取れ、全体重掛けても良し
         昼間は両松葉で見守り無し歩行許されるも、夜のトイレは
         車椅子でとーー
         自販機にジュース買いに行ったり、携帯つかえる面会室に
         自由に行ける。自分を取り戻した気分。


窓外の崖の木照らす夕映えの変化が示す季節の移ろい         
         昼間がが短くなった


窓外の木の葉のそよぎに吹く風の強さ方向納得する日々


同室のベッドに臥したる患者仲間五人退院す心通いしに


名も知らぬ黒い鳥一羽飛びきたり電線ゆ糞落として去りぬ
         
          窓から見えるものだけが下界と通じる手段の暮らしにもそろそろ飽きてきた


朝一番リハビリ室の外回り何諍うかカラス姦し



画像



包帯もギブスも取れて今朝からは床の感触生足で知る        
          久しぶりしっかり見る足には 内視鏡手術の傷口4か所


退院の出口わずかにほの見えて途端に思う「ビール飲みたい」


二カ月ぶり一階ロビーに降り来ればテレビの画面に山陰地震


転院とう退院きまる老女あり家族去りし後すすり泣く声
         
           息子さん夫婦は共働き昼間は面倒が見られないのだ


生足でがっしり立って見上げれば澄み渡る空夏日の輝き         
           もう十月になったのに今日は入院したころの天気 25度


母性愛はたまた若さへの憧れか四肢伸びやかに凛々しい面差し         
           野球の日本シリーズ決戦見て夜の退屈しばらくは無し。
           日本ハムの大谷君にほれ込んでいる
           同好の患者もいて話が弾んだ


病室は孤独なれども野球決戦愛しい選手を独り占めする夜


入院後かっきり二カ月過ぎました日の出日没時刻変わりて


窓の外崖の木照らす陽の光短くなりて神無月つく


窓外の木立を照らす夕映えの変化が示す季節の移りを


秋晴れに外歩きする二カ月ぶりハーブの密吸う蝶に挨拶
         
          病室からは見えなかった花壇をリハビリの先生に付き添われて歩行訓練


小春日の空気深々吸い込みぬ二カ月ぶりに地面踏みしめ
           階段とスロープにも挑戦


病室の二階ゆ観ていた皇帝ダリア地に立ち見上げる咲くのは何時か          
            窓から先の方しか見えなかった


四か月後大西飛行士帰還しぬその半分を我は病室           
            我が時間価値はあったかなかったか?


帰還した大西氏言う「食べたいはラーメンです」と我も同じよ


窓外の皇帝ダリア夕暮れの風になぶられ蕾落ちたり


リハビリをやっとここまでこぎ着けて二カ月ぶり踏む土の感触


<やっと退院>


退院を一週間後に予定してあれこれ迷う初冬の衣を
     
          何しろ半袖で入院したものだから


夏服で入院した我嫁さんに頼む初冬の衣探しを
          洗濯ものやら夫への夕食の差し入れやら嫁さんには
          すっかりお世話になりました


木枯らしの吹き初める頃となりました台風の日に入院したのに


二カ月半リハビリレッスンしてくれた女先生娘に思えて


赤いバラ咲く散歩道をランデブーリハビリ支えてくれた男先生


関節の役目まざまざ思い知るリハビリ室での訓練の日々 
        
            今までは無意識に動かしていた手足だったがーー


まだ若いヘルパーさんの手の荒れに触れていや増す感謝の思い


握手ハグ支えてくれた人々に感謝述べつつ思わず涙


厳しさと優しさと笑顔に支えられ退院迎えた今日は小春日


「先生を見着けて良かった。ありがとう」退院控えてその手に感謝
      

画像




満開にはならなかったダリアに呟いた「来年は庭で咲かしてみますわ」


一週後検診にきた廊下にてなじんだ顔を見つけて懐かし

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
変形性足関節症の入院手術歌日記 2 七十路半ば淑美の独り言 /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる